ANTIVIRAL
死ぬほどハマりました。
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズにもハマりました。
比較するほど共通点のある映画でもないのだけど。
まずは長髪のひっつめ髪、水色の瞳、金色の睫毛など好みが凝縮されているのもあるのだけど、とにかく映像美がすごい。どのシーンを見てもジョーンズ氏が美しい。
ブランドン・クローネンバーグ、相当この人の顔好きでしょ？と思わざるを得ない。
一度見て、話に全然感情移入できないしえっ？？みたいなとこが多くて茫然としてたんですが、じわじわ好き・・という気持ちが溢れてきて、3日続けて見ました。。
そもそも主人公のシドが何考えてるのか全くわからないんですよね。
健康を犠牲にして（自分でも「いつまで続けられるかわからない」って言うほど）闇ルートにウイルス流してるのに、お金儲けが趣味な訳でもなさそうだし、そもそもお金儲けて何に投資したいのかもわからないし。
夢にまで見てるしハンナのファンなのかなとは思うんだけど、イマイチ情熱は感じないし。
そもそも後半なんてずっと「死なないで…」と思って見てたしめちゃくちゃ血も吐くし、全編通して熱測ってるんだけど血の通ってる感じとか体温がありそうな感じがしない。多分映像が赤みを消しているので青褪めて見えるのもあるし、もともと色白なのもあるんでしょうけど、生命感を感じない。
なんとなく、ヤバイ病気をハンナと共有してからハンナへの思いは変わったのでは？と言う気はしているのだけど…？
ところで途中血だらけで上下白い服で病院(?)から逃げ出そうとするの、めちゃくちゃJOKERを思い出しました。病院に備わってる診療科も違いそうだけど笑
バナナフィッシュのアッシュもあんな服着てるシーンあったね。アメリカの入院ってああいうイメージなのかしら。笑
本編で笑うシーンはあの一か所のみで、それも無声の微笑みなので、ビザンチウム見てようやっとこの人の笑い方を知りました。笑
最後VOLE&TESSERの社員になった時のシーンでだけ灰色のスーツを着ていて、それ以外はずっと黒のスーツか白のタンクトップだけなので、なんか意味があるんだろうなとは思いつつ。YouTubeにクローネンバーグ（息子）＆ジョーンズ氏のインタビューがあって、「この映画における白とは？」って質問されてたけど答えが聞き取れなかった、、ケイレブの英語めっっっちゃ聞き取りづらくない！？笑 わりとゆっくりだし言葉がそんなに難しくないから営業シーンとかは聞き取れるけど…いまだにcrippleなのかcrippledなのか聞き分けられないし。あとconoisseurのスゥァーみたいな発音めちゃくちゃ好きです。ネイティブの上水道（sewer）の発音とか好きなので・・
あと青い抗菌薬をオレンジジュースで飲む不健康さ、めちゃくちゃアメリカ感あって非常に良い。。
あとあと、多分演じてる時って20代そこそこだと思うんだけど時々「働くにはまだ若すぎるのでは？」みたいなあどけなさを醸しつつ営業マンしてるのも非常に良かった。なのに社長に呼び出されて随分足癖悪い足の組み方してて最高。
とにかく話はそんなに面白くないんだけど、家でずっと流しっぱなしにしておきたいほど気に入ってしまいました。ジョーンズ氏が何かのインタビューで、この映画の評価は大嫌いか大好きの二極に分かれるだろうと言っていたけれど、完全に後者です。笑
料理とかして居間に戻って来たら吐血してるシドがニヤってしてたら最高にゾクゾクすると思う・・TSUTAYAが独占してるせいで動画配信サービスどこにもないのが超絶恨めしい。通勤中に見たいレベルなのに・・
YouTubeにdeleted sceneが上がってるのでそればっかり見たりしています。
ビザンチウムはビザンチウムで、話も主人公も全然好きじゃなかったし、ジョーンズ氏演じるフランクもそんなに好きにはなれない（ぐいぐいナンパしてない！？しかもなぜ他言した！？揶揄するし・・的な）のだけど、とにかく初登場がかわいい～～～超かわいい。それこそ若干20歳くらいの時に演じてるんだと思うんだけど、学校の窓枠にはまりこんでエッセイ読んでるのとか、手すりにぴょこぴょこしながら話に来るのとか、最初のピアノが終わるの目を閉じて待っているのとかめちゃくちゃめちゃくちゃかわいいです。。笑 朝エレノアが来て迎えるシーンとか、女の子より女の子みたいなかわいさです。。あと（アンチヴァイラルの時も細いんだと思うんだけど）ビザンチウムの時は折れそうに細い。点滴してる時の腕とかめちゃくちゃ細い。笑い方とかが少し普通に生きて来なかった感が出ていて、役作りなのかご本人の笑い方か知らないけど・・笑
は～～アンチヴァイラル毎日めっちゃ見たい、DVD買うか迷う。。
